薬剤師は「食えない資格」になるかも?

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薬剤師は「食えない資格」になるかも?

2016年の診療報酬改定は、薬剤師の技術料が引き下げが焦点となります。
政府内では、病院前の「門前薬局」などに対して「もうけすぎ」と指摘。
技術料全体の約300億円を削減する考えですが、その大半を薬局関連がまかなう流れになりつつあります。

診療報酬は「医療」「歯科」「調剤(薬剤師関連)」の3分野に分かれ、それぞれが「本体」と呼ばれる技術料と、医薬品や医療器具などの値段「薬価」に分かれています。
財務省と異なり、医療機関などの経営に配慮する傾向がある厚生労働省も「調剤を見直す」と明言していることから、ほぼ間違いなく削減されるかと思います。

これまでは約40兆円の医療費のうち、薬剤師の技術料は1.8兆円と医師や歯科医師の技術料に比べて規模が小さかったため、改定で焦点になることはほとんどありませんでした。
しかし、薬局の「もうけすぎ」の問題は以前からも指摘されており、これから変革が行われると考えられます。

そうなると、当然私達薬剤師の給与にも影響してきます。
薬局の儲けがへってしまうわけですから、その儲けが減れば給与が減ってしまうのも当然ですよね。

苦労してなった薬剤師も、これからは報酬の高い仕事ではなく、別の職業と同じぐらいの給与にまで下がるかもしれません。
つまり、これから薬剤師になる人、特に私達の子どもの世代には、薬剤師は「食えない資格」になっているかもしれませんね。